ワッツって何?
ワッツとは、日本をルーツとして
アメリカで生まれた水中ボディワークです。
語源となる「水中指圧」⇒Water Shiatsu
略して「WATSU」ワッツと名づけられました。
ワッツの創始者であるアメリカ人の
ハロルド・ダール氏は、
日本の指圧師である増永静人氏に師事し、
経絡指圧療法を学びました。
その後サンフランシスコの温泉リゾートで、
経絡指圧を水中に応用する試みを始めました。
こうして考案されたのがワッツです。
経絡指圧の考え方では「気」の通る路、
経絡の「つまり」が心身の様々な不調
を引き起こすとされます。経絡指圧は、
経絡にそったストレッチを多く取り入れ、
「つまり」を取り除くことを目的としています。
ダール氏は、温かい水の中に浮いてこそ、
より深いストレッチと筋肉の
伸縮が得られると考えたのです。
ワッツの語源から指圧の言葉が含まれますが、
日本の鍼灸指圧マッサージとは一切関係がありません。
現在ワッツは世界40か国以上で商標登録され、
その国際的資格はアメリカ・サンフランシスコ
に本部を置く、Worldwide Aquatic
Bodywork Association=WABA(ウァバ)
「世界水中ボディーワーク協会」により
統括されています。
くじらぐもではWABA認定のセラピスト
によってセッションを行います。
安全・楽しいが最優先
セラピストが水に浮いた姿勢を支えます。
耳まで水に浸かりますが、鼻が浸かることはなく、
呼吸は確保されています。
泳げない方でもセラピストがサポートいたします。
心身ともにデトックス
陸上のトリートメントに比べ、
水中は心身ともに解放感が高く、
特に脳ストレスに効果が高いといわれています。
日常から離れ、水中の浮遊感、
水が体を撫でていくなつかしいような
心地よさを味わってください。
究極のアクアセラピー
筋肉の緊張を効果的に緩ませ、
関節の可動域を広げ、水中ならではの
流動的で立体的なストレッチが可能です。
無理な屈伸はせず、水の中で自由に踊るような、
ゆらぎの動きの中で整えていきます。
ワッツの効果
- 骨格の調整(姿勢がよくなる)
- 筋肉の弛緩(特にコアマッスル=抗重力筋群)
- 脳疲労の解消(瞑想効果・メンタルストレス)
- 老廃物の排出(体内循環がよくなる)
- 自律神経の正常化(交感神経と副交感神経のバランスが整う)
海外での医療現場でのワッツ利用例
(ブラジル・アメリカ・ドイツ・フランス・韓国・イスラエルなど)
- 障害・後遺症の運動機能回復
- 脊柱管狭窄症や側弯症などの治療
- 慢性通の鎮痛
- 自閉症スペクトラムなどのストレス軽減・感覚統合
- PTSDや躁鬱などのストレス軽減・睡眠誘導
- 妊婦に関する肉体的・精神的な調整・ストレス軽減
